戸建てで屋上緑化すると、費用はいくらかかる?メリットは?

屋上緑化のメリットとデメリット

屋上に土を敷き植物を植える屋上緑化ですが、主なメリットは、植物に触れて楽しむことと、水分を含んだ土や植物による断熱効果、日射の軽減による室温の安定化です。都市全体に普及すれば、ヒートアイランドの抑制や二酸化炭素の吸収が期待できます。デメリットは、とにかく管理が大変なこと。水やり、施肥、剪定、除草や清掃といった作業だけでなく、建物が傷まないよう荷重に注意し、防水、飛散防止に努めなければなりません。

初期費用はどのくらい?

屋上緑化には、土や植物だけでなく、防水層、灌水設備、土留め材やマルチング材などの資材が必要になります。荷揚げ方法や施工方法、風対策で価格が大幅に変わるのですが、水平な屋根の戸建てという条件での事例を見ると、約30~60平米で280万円から400万円、約90平米で350万円から500万円が目安です。

ランニングコストは?

初期費用も大きな金額ですが、管理費用も気になりますよね。水やり、施肥、剪定、除草や清掃などは対応している企業も多く、1種類の作業なら30平米で1回あたり5000円から1万円ほどが目安です。屋上緑化の管理に特化した企業なら、先に述べた作業だけでなく、給水設備や排水設備の点検・清掃・調整を含めた総合業務を依頼できます。年間契約で15平米1回あたり1万円前後の例もあり、個別の作業を依頼するよりぐっと安くなります。

屋上緑化のメリットとコストを紹介してきましたが、初期費用が300万円以上、管理費用が年間1万円以上となかなか大きな金額になっています。冷暖房の費用も年間1万円前後軽減できるかもしれませんが、どちらかというと植物に触れて楽しみたい、快適に過ごしたい方に向いていそうです。

マンションやビルなどの屋上に緑を増やす「屋上緑化」には、直射日光を遮ることによる室温の上昇を和らげる効果があります。